【納骨堂の佛様
について】

 佛教では仏像を造って礼拝供養することは、この上もない善根功徳であるとされております。然もこのことは、我々日本人に特に強い祖先崇拝の思想と結びつき真に妙(たえ)なるくどくをもたらします。
 即ち骨内佛(胎内佛)を拝めば仏様と同様に各自の御先祖も供養することが出来るのです。このような事は仏教の根本精神と私達の祖先崇拝の思想とが見事に融合したいだいなものがあります。
 
   

納められたお骨
(本骨)について

一、最近墓地がないためお困りのおたくでは、胴骨をお納めになる事もできます。

一、納骨堂内の納骨檀に納められたお骨(本骨)が一杯になりますと、本骨のみ佛様の胎内に納めます=胎内佛又は骨内佛と申す理由がここにあります。

一、一度納められましたお骨はいかなる寺院に納められても同様おかえしすることができません。

一、毎年五月第4日曜日午前9時より正午まで随時前年度中に納められたお骨の供養法要を営みますのでどうぞ御参詣下さい。

一、一日として参詣人のとだえることなく香煙の絶えることなきよう御自由に随時御参詣下さい。

一、御回向を希望される方は前以って電話にて御連絡の上、日、時をきめて御来寺下さる様お願いいたします。

     
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